機械固定式塩ビシート防水(固定ディスク後付け工法)
施工前はゴムシート防水です。今回は機械固定式塩ビシート防水を採用させていただきました。
固定ディスクは後付け工法を選択(大手住宅メーカーの改修工事はほとんどがこの工法です。)
工期を短縮するため、緩衝材となる絶縁シート一体型の塩ビシートを採用。
排水溝のごみを取ってから洗浄
ゴムシート防水も紫外線や雨の影響をダイレクトに受けるため劣化します。定期的にメンテナンスが必要です。
屋上に昇る点検ハッチはサビて丁番が外れてしまってました。
今回は、丁番を取り外し、新規に丁番を溶接で取付け修理しました。
笠木の接合部分は漏水の心配が有ります。
ブリッジシールでシールに厚みを付けることで長期間強度を保ちます。
熱溶着で端部を接着
立ち上がりのシートは接着剤で密着する仕様です。
しわがあった角をカットし専用L型プレートで押さえました。
今回採用させていただいたシートは裏に緩衝材が貼ってあるシートです。高価ですが作業時間が短縮できるため非常に便利です。
元々、排水溝は鉄製でサビていましたがシート防水と一体化された排水ドレンなのでサビの心配は無くなりました。
固定鋼鈑を取り付ける際の割り付け
グレーの丸い物が機械固定鋼鈑です。
機械固定した後に補強用シートを溶着します。
機械固定式塩ビシート防水完了